2008年3月23日 Aチーム公式戦 横浜球友会戦
(全日本学童選手権都筑区予選)
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☆1☆ |
☆2☆ |
☆3☆ |
☆4☆ |
☆5☆ |
☆6☆ |
☆7☆ |
計☆ |
ジュニア葵 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
- |
2 |
横浜球友会 |
1 |
1 |
1 |
4 |
0 |
× |
- |
7 |
「2−7」で負け。
「点数ほどの差はなかった」という声もあがったけれど、
負けたのですから「差」があったのは確かです。
それを「たいした差じゃないさ」という軽い気持ちでいたら、
横浜球友会をはじめ、都筑区の強豪にはこれからも勝てないだろうね。
その中でも、特に差を感じたのは「選球眼」です。
これはボール球が先行する葵投手陣の制球力の無さからくるところも大きいのだけれど、
球友会にはかなりじっくりと見られていましたね。
スコアブックから勘定したら、横浜球友会は1イニング平均約24球、
ジュニア葵は約15球を相手投手に投げさせていました。
この9球の差を改善していくことがリスタートの第一歩かな (最終段につづく)
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さて、試合の感想を書いておきます。
良かったところ
○二塁走者の牽制ができた(目的はアウトではなくリードをさせないこと)
○三塁盗塁の完全阻止ができた
○初回・2回の運が良かった
(通常ならば、もう3点くらい取られているはず※)
※相手スクイズがファールになったり、フォースプレイできる満塁だったとか…
悪かったところ
●フォアボールが多すぎ(四球8個、死球1個…)
●二死走者一塁サードゴロで、ゴロを捕球した三塁手が二塁をうかがってから一塁送球 ※
これが悪送となり、普通に一塁送球していればチェンジのところがピンチへ…
そして三回の失点につながる。この1点こそ本当にもったいない点だった。
※二死走者一塁で三遊間への強いサードゴロを捕球したら……
二塁送球でも正解です。
ただし、今のところジュニア葵(投げ野球チーム)では教えていません。
もう少し、このプレイを解説すると、
「二塁の方が距離が短い」、「捕球時の体勢が二塁方向に向かうので投げ易い」、
「一塁走者にスライディングをさせられる(オーバーラン阻止)」等のメリットがある一方、
一塁走者のリードやスタート・二塁手との連携など不確定な要素も絡んできます。
打者走者がイチローのような俊足で、一塁走者が巨漢力士のような鈍足でなければ、
いつもどおり打者走者を一塁でアウトにすることで問題はないと思います。
でも、これからはジュニア葵でも「サードゴロで二塁封殺」の練習もした方が良いのかな? |
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今後に活かして欲しい反省点とアドバイス
☆狙い球が不明瞭・そして打ち損じている上に粘りもない
相手投手の制球力が良かったので、ある程度は仕方のないことですが、
君たちは「よっしゃ、絶好球!待ってました」と早いカウントから打っていたのですか?
それとも「なんとなくストライクだから」で手を出していたのですか?
2ストライク取られていなければ、苦手なコースは打たなくても良いのですよ。
そして打ち損じ…打撃は歩留まりの悪い、つまりヒットはなかなか打てないものだけど、
ここでも球友会と葵の差がでましたね。特に4回裏はきっちりと連打され大量失点。
葵も初回に主将の大きな二塁打が飛び出したけど、先制できませんでした。
【たら・れば】だけど、この初回は3本大きな当たりが出た。
主将が大ファールと打ち直しの二塁打、副主将が大ファール…
「素晴らしい飛距離の打球もファールはファール」 要するに打ち損じなんだよ。
もちろん、わざと打つファールもあるし、タイミングを合わせていくファールもあるけれど、
それは苦手なコースや緩急・変則フォームの投手に対してするものだね。
【絶好球は(フェアにして)ヒットにする技術】を高めていって欲しい。
先発の5年生ふたり…それぞれ見逃し三振をひとつずつ喫しましたね。
ベンチから見る限り、第三ストライクは【ど真ん中】に見えましたが、どうでしょうか?
それからチーム一番の俊足選手が小フライをふたつも上げた。
しかも、二つ目は簡単にツーアウトを取られての早いカウントで打ち上げてましたね。
このイニングは相手投手に9球しか投げさせていなかったかな?(自信ないけど)
君の俊足を活かすためにも、チームの勝利に繋げるためにも、
こうしたケースでは、ぜひ粘って欲しいし、ころがして欲しいねぇ。
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ということで、6年生への課題
@ 自分の得意なコースはどこかを見つけてください。
A 自分が求められていることは何かを考えてみてください。
B シートバッティングや紅白戦において
「右方向にゴロを打つ」とか「センターにフライを打つ」とか
「投手に10球は投げさせてやる(=少なくともファール5本打つ)」とか
工夫をしてみてください。
5年生への課題
集中力アップ…特にアウトカウント・ボールカウントを忘れないこと。
この時期に試合の90分を集中できるようになれば、
君たちの一年間はずっと濃いものになり、見違えるほど上達するはずです。
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最後に、ジュニア葵の投手陣のイニング平均投球数が「12〜14球程度」になって、
攻撃陣(6年生)が先の@ABを試合でも意識できるようになったら横浜スタジアムも夢じゃないぞ。
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